荒サイ・サイクリングコース定番の一つが森林公園ですね。
荒サイは羽倉橋から上流左岸側が新しくなってムッチャ走りやすくなっています。
キツイ登りもないし、一般道に出てからも車道側でなく歩道側に自転車道が整備されているので、始めてのロングライドもやりやすいコースだと思います。
そこでここでは、これまた荒サイでは定番ポイント「彩湖」から「森林公園」までのルートを紹介していこうと思います。
確実&判る範囲でトイレポイントも入れてみました。
動画版もアップしていますので、両方見てもらうとムッチャわかりやすいと思います。
彩湖から森林公園・荒サイ左岸新コース概要
- 彩湖~森林公園総距離:約46㎞(Strava)
- 獲得標高:147m(Strava)
- 所要時間:平均速度27㎞/hで1時間42分(Strava)
- 荒サイ下流域のようにトイレが多く無いので要注意。
以前は羽倉橋から上流は右岸側ルートを通っていましたが、左岸側にムッチャ広くてきれいな新コースが出来たので新コースで行きましょう。
荒サイメインなので基本平坦。
森林公園手間で緩い登りがありますが、最大でも4%ないくらいで距離も短いのでクロスなら楽勝。
彩湖~羽倉橋:約3.7㎞
彩湖からの荒サイ上流域はトイレが少ないので、彩湖でしっかり済ませておきましょう。
また、自販機なども少ないので彩湖で水など補給しておくのがおススメです。
彩湖スタート
スターとポイントは昭和水門側の荒川彩湖公園トイレ前です。
ここには駐車場もあるので、車で彩湖まで自転車を運んで来るのもアリですね。
秋ヶ瀬橋から羽倉橋へ
彩湖から昭和水門前を登ると県道463号・秋ヶ瀬橋です。
彩湖から昭和水門までの短い登りはStravaでセグメントがあるのでチャレンジしてみるのも楽しいかも。
秋ヶ瀬橋からは羽倉橋まで土手上の一本道。
羽根倉橋手前にはレッズランドがあるので、休日は少年サッカーの練習や試合で人が多いです。
また、春~初夏はミツバチも多いので要注意!
昨年はここでハチに刺されて超痛い思いをしてしまいました。
羽根倉橋~治水橋:約5.5㎞
羽根倉橋からはいよいよ荒サイ新コースです。
ムッチャ走りやすいのでおススメ!
荒サイ左岸新コース
羽根倉橋(東)を通過すると荒サイ新コースです。
ここは対向車に右折車が多いので、右側の歩道から渡るのもアリ。
以前は羽倉橋東を渡ったら左手に降りて秋ヶ瀬公園内を通過していましたが、新コースができたので、上流に行くならそのまま直進して新コースに行くのがおススメです。
治水橋の手前まで、広くてきれいな新コースでGO!
治水橋手前
治水橋の手前、大宮健保グラウンドに差し掛かると直進は未舗装となるので右手・土手下に降ります。
ポールの少し先が未舗装なのは見てすぐに判りますし、すぐに引き返せるので間違えて直進しても問題なし。
土手下に降りると、道が狭くなり路面も荒れてきます。
路面が悪くなったらすぐに県道56号・治水橋です。
治水橋~上江橋:約3.3㎞
治水橋を過ぎると上遊馬、そして上江橋です。
今回は工事中だったので上遊馬公園内を通ります。
治水橋
土手下に降りて進むと、道がどんどん荒れてきます。
先ほど降りたところから工事が進めば治水橋までもキレイになりそうですね。
治水橋を過ぎると、道幅は狭いですが路面はキレイになります。
ただこの道は一般車道で車も通るので前方後方に注意しながら走りましょう。
治水橋~西遊馬公園(WCあり):1.4㎞
治水橋を過ぎ進んでいくと道が土手上に出ます。
工事中でなければそのまま土手上を進めますが、工事中のときは左手に降りて西遊馬公園内を通過していきます。
公園内にはトイレがあるので立ち寄るのもアリですね。
公園内の通過ルートは一見グネグネして間違えそうですが、道なりに進むだけなので迷うことはないと思います。
西遊馬公園から土手上に戻るルートが最初は判りにくいかもしれないので、拡大写真を載せておきますね。
道なりに進んできて突き当ったら右、すぐに左斜め後ろ8時の方向土手上に。
登り切ったらすぐに右手に降りていきます。
右手に降りた先の道は始めは道幅が狭いですが路面はキレイな道が続き、少し行くとだんだん道幅も広くなり走りやすい道になります。
川越線踏切
西遊馬公園から1㎞くらい、荒サイが一度狭くなった先が川越線の踏切です。
踏切を過ぎるとすぐに上江橋です。
上江橋手前
踏切を過ぎて進んでいくと数か所、写真のように車道との交差があります。
路面のペイント通りに進めば「荒サイ」のままですし、標識もあるので間違えることはないと思います。
たまに、車道の方に行くサイクリストもいるので、釣られて付いて行かないように注意しましょう。
上江橋~環境センター:約2.2㎞
上江橋を過ぎると次の目標は西貝塚環境センター・さいたま市西部環境センターです。
路面はキレイで走りやすい道が続きますが、車道との交差や部分的に車が通るところがあるので斜めに道が交差しているところは徐行・確認していきましょう。
環境センターが見えてくるあたりから、写真のように左から土手上にいく分岐が何か所か現れますが、行くのは右側・土手下の道です。
左後方の土手上からの合流もあるので、車が来ていないか十分注意して走りましょう。
環境センター~入間大橋:約2.6㎞
環境センターから入間大橋・399号沿いに走る「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道」への入り口までは、環境センター前を直進して一般道へ出るコースと榎本牧場ルートと同じ田んぼ道を通るルートがあります。
今回はなるべく一般道を通らない田んぼ道ルートで行きましょう。
環境センター前から田んぼ道
直進しても行けるのですが、今回は榎本牧場コースでもある田んぼ道で行ってみましょう。
環境センター前で左斜め後方8時の方向に降りて田んぼ道に向かいます。
左後ろに曲がりきると写真のような下り。
下り切ったところの交差点を右90度に右折します。
通称「田んぼ道」は、まさに田んぼ道ですね。
ここは農耕車両もよく通るので、ゆずりあって気持ちよく通りたいところです。
田んぼ道から開平橋・入間大橋
田んぼ道から開平橋は図のようなイメージで進み、開平橋を上流側で渡るようにします。
その方が入間大橋手前で信号を渡らずに自転車道に入りやすいからです。
田んぼ道を進んでいくと突き当りを右。
突き当りといってもT字ではなく右斜めといった感じ。
左からも農耕車両が来ることがるので徐行して左右確認しましょう。
斜めに右折して少し行くと開平橋。
開平橋をくぐったところで右折して橋沿いに進みます。
右折せずにまっすぐ行くと榎本牧場方面ですね。
県道51号線に合流したら、右後ろにUターンするような形で開平橋に向かいます。
開平橋は上流側で渡るようにすると、入間大橋交差点で自転車道に入りやすいですよ。
入間大橋~太郎衛門橋:約7.3㎞
開平橋を渡り入間大橋手前「入間大橋」交差点で右に降りれば「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道」に入ります。
自転車道に入ってしばらくは県道339号に沿う形ですが、県道が左に曲がるところから自転車道らしくなってきます。
自転車道の道幅は広いとはいえませんが、路面もさほど荒れておらず比較的走りやすい道が続きます。
入間大橋から約6㎞でホンダエアポート。
ホンダエアポートを過ぎれば目標ポイントの太郎衛門橋まで1㎞ほどで到着です。
県道12号・太郎衛門橋は信号がないわりに交通量が多いので余裕をもって通過しましょう。
信号がある交差点は600mほど左に下ったところなのでちょっと遠いですね。
今までのところ車が多くて全然渡れないということはないので、信号まで行かなくても良いかと思います。
太郎衛門橋までくれば、森林公園まで半分少し来た感じですね。
太郎衛門橋~松永橋:約4.9㎞
太郎衛門橋を過ぎるとすぐに国道468号線をくぐり、道なりにどんどん進んでいきます。
数か所、車道と交差するところがありますが大きく表示もあり、道なりですので迷うことはありません。
写真のように、あまり広い道ではありませんが十分走りやすいです。
太郎衛門橋から4.9㎞ほど進むと写真の分岐があります。
速度上げていると意外に見落としがちなので要注意。
- 左:比企自転車道
- 右:荒サイ森林公園
物見山や白石峠・定峰方面は左になります。
今回は森林公園なので右に進みます。
右に下りきると右T字を右折して松永橋を渡ります。
橋といってもごくごく小さい橋なんですよね。
渡り切ると突き当りを左に行きます。
分岐から松永橋渡り左折までのコースは写真のようになります。
ここで注意、松永橋渡って突き当りを左に行くときに土手上に行く道はNG。
右に上る道の方が若干広くて良さそうなので行きがちですが、自転車道は左側の細くて草が茂っている方です。
右に上りきると直進方向は砂利道になってしまうので判るんですけどね。
松永橋~県道27号(御成橋・川幅日本一):約3.3km
松永橋を過ぎると次の目標は川幅日本一でも有名な御成橋。
さくら堤公園(WCあり)・松永橋から1.9㎞
松永橋を過ぎて県道33号東松山桶川線を通過するとすぐに桜堤公園にはいります。
ここはトイレがあります。
確実に荒サイ沿いにあるトイレは、西遊馬公園の次はここまでありません。
荒サイ上流域は一般道に出てもコンビニ少ないので補給とトイレはデキるときに済ませておくのがおススメです。
27号過ぎると川幅日本一標識
桜堤公園を過ぎてしばらく行くと県道27号線・御成橋をくぐっていきます。
御成橋近辺は川幅日本一になるらしい。
荒サイにも御成橋過ぎて350mほど行くと「川幅日本一」の標識があります。
県道27号~県道307号大芦橋(WCあり):約8.7㎞
県道27号・御成橋を過ぎたら次なる目標は県道307号線・大芦橋になります。
県道27号・御成橋から1.7㎞にある吉見運動公園には数か所に簡易トイレが設置されています。
大芦橋までは、ところどころ車道と交差したり路面が悪くなったりしますが、おおむね写真のように周りが広々として走りやすい道が続きます。
大芦橋で県道307号線に合流するルートは3種類ありますが、今回は「さいたま武蔵丘陵自転車道」の案内通りに行ってみましょう。
といっても、道路標示と標識にそって行くだけなので、とくに迷うような箇所はありません。
しいていえば、大芦橋の手前で左に入るところを素通りしないように注意することです。
荒サイを進んでいくと大芦橋手前で県道345号の右側を進むようになります。
大芦橋が見えてきたら左に降りる道と横断歩道が現れます。
この横断歩道からの歩道沿いに進むのが「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道」の表示通りのルートになります。
ちなみに、この左手の中の淵公園にはトイレがあります。
横断歩道を渡り歩道で左に下って進んでいくと、そのまま県道307号の下をくぐって渡ることができます。
そのまま進むと「さいたま武蔵丘陵自転車道」の標識があり、県道の歩道に合流します。
そのまま標識通りに歩道で交差点まで下っていきましょう。
大芦橋県道307号~国道407号:約2.6㎞
大芦橋から先は一般道を走りますが、標識では「さいたま武蔵丘陵自転車道」は歩道側となっています。
車道に慣れていない方も安心ですし、ゆるぽたにはちょうど良さそうですね。
大芦橋から400m、下りきったところの一つ目交差点を斜め右方向・県道307号線に進みます。
ルート的には写真のように進みます。
行くべきルートは斜め右方向で、90度右の「みどりの道」ではないので要注意です。
ここまで大芦橋からすべて歩道側を進んでいます。
県道307号線では歩道が「さいたま武蔵丘陵自転車道」で歩道通行可となっています。
ただ路面の凸凹がけっこうありますね。
ここまで来ればゴールの森林公園まで、もう一息。
国道407号~森林公園:約4.4km
県道307号線を進むと国道407号線に突き当ります。
突き当った信号で左折して国道407号に。
国道407号に入り600m進んだところ、左にガソリンスタンド・交差点右側にベルクがある交差点を右折です。
ちなみに国道407号は県道307号でもあるらしい。
だからベルクの角を右折した道、森林公園まで続く道も県道307号線のままなんですね。
県道391号線、ローソンがある交差点を過ぎると少し登り基調になりますが、ママチャリでも行ける程度。
登り切ったあたりの右側奥には「比丘尼山横穴墓群」「雷電山古墳」という史跡があるようです。
緩い登りから下り切ったら森林公園中央口。
現在は閉園中みたいですね。
【まとめ】荒サイ初心者向けコース・彩湖から森林公園
荒サイ・サイクリングコース定番の森林公園まで、彩湖から初心者でも走れる一番シンプルなルートで行ってみました。
彩湖から往復約90㎞。
途中のトイレ休憩と補給に気を付ければ、ロングライドにはちょうどよいコースだと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。
実走動画もアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
荒サイで彩湖~森林公園ルート動画版を見る