彩湖のサイクリングコースは、彩湖の周回コースと荒川の土手上を周回するコースの2つがあります。
いずれもロードバイク初心者の練習にはバッチリ!
クリートにした時も、いきなり車道は怖いですよね。
彩湖なら車載で行けるので、まだ車道に慣れていなくてもロードバイクの前傾姿勢で乗る練習やクリートの脱着練習がやりやすいんです。
それに、見通しが良くてほとんど人が通らない場所もあるので8の字やブレーキ練習もできちゃいます。
そこで今回は2つのコースと、荒サイから彩湖へのアクセスなどを紹介しますね。
彩湖アクセス
一言で彩湖と言っても「荒川彩湖公園」「彩湖・道満グリーンパーク」の2つに分かれていて、住所と管轄が違います。
彩湖駐車場
荒川彩湖公園、彩湖・道満グリーンパークそれぞれ駐車場があります。
それぞれ出入口は、
- 彩湖・道満グリーンパークへは国道298号線(さきたま大橋)から。
- 荒川彩湖公園には県道79号線(秋ヶ瀬橋)から。
すべての駐車場が満車になった経験ありませんが、天気のよい休日には混雑するので要注意です。
いずれの駐車場からもロードバイクで彩湖周回コースに出られます。
荒サイから彩湖
彩湖は荒サイから自走で来る方も多いと思います。
下流側からのアクセス、上流側からのアクセス両方みてみましょう。
荒サイ下流から~彩湖・道満グリーンパーク
荒川下流側から彩湖へのアクセスは、荒サイ左岸側になります。
キッチンとれたて方面から荒サイを上流に向かってくると、国道298号線・幸魂(さきたま)大橋のたもとで一般道に合流します。
合流地点から左折、坂を下っていけば彩湖・道満グリーンパークです。
逆方向になりますが【彩湖からキッチンとれたて】の動画を参考にしてみてください。
荒サイ右岸側から国道298号線・さきたま大橋には上がれません。
秋ヶ瀬橋まで上流に進んで荒川彩湖公園から入るか、笹目橋まで下って荒川を渡るコースになりますのでご注意ください。
荒サイ上流から~荒川彩湖公園
荒サイ上流・左岸側から彩湖へのアクセスはカンタン。
羽根倉橋(東)から荒サイを進んでくれば、そのまま昭和水門前を通り荒サイ・彩湖公園です。
逆方向になりますが【彩湖から森林公園】の動画を参考にしてみてください。
荒サイ上流・右岸側から来た場合は、秋ヶ瀬橋で左岸側に渡ることになります。
秋ヶ瀬橋は下流側に歩道がないので上流側で渡るようにしてください。
彩湖サイクリングコース
それでは、2つの彩湖サイクリングコースを見ていきましょう。
彩湖周回コースはゆるぽたサイクリング、土手上周回コースは練習コースといった感じでしょうか。
彩湖周回コース
彩湖サイクリングコース1つ目は、文字通り彩湖を周回する一周約4.7㎞のコース。
荒川彩湖公園側に2か所、3%程度のごく短い登りがありますが平坦コースといってよいでしょう。
ロードバイクの練習というより、ほんとうにゆるポタ・サイクリングを楽しむという感じです。
マラソンコースの起点は管理橋の東側で、距離表示もここが起点となっています。
周回方向は反時計回りがおすすめ。
その理由は、マラソンコース起点からの距離も路面のマークも左回りとなっているからです。
とはいうものの、特にキマリは無いのでどちらでもOKかと思います。
ただし、対向車・人には十分注意して走りましょう。
とくに湖の東側はグラウンドや公園が多く子供を含めて人通りが多いのと、木陰からの飛び出しも多いので、くれぐれもスピードは控えめに。
また、管理橋の手前400mのビオトープに小動物の往来のために一部未舗装部分があるのでスピードに注意です。
気が付かずにスピード出したまま突っ込むと、けっこうハンドル取られて危険です。
手前左側に注意を促す看板がありますので見逃さないようにしましょう。
土手上周回コース
彩湖サイクリングコース2つ目は、荒川土手を周回する一周約4.8㎞のコース。
こちらは、土手上と土手下の直線を折り返すだけの単調なコースなので、面白みはありません。
ただ、ほぼ直線で路面状態もいいし道幅が広く見通しも良いので、ロードバイク初心者が前傾姿勢で長い時間走るのに慣れたり、ペダリングの練習にはバッチリです。
ランナーやウォーキングの人がいない早朝には、ケイデンスや速度をキープする練習にも使えます。
彩湖の周回コースのいいところは車載で来れるのと、コースから駐車場まで遠くても5㎞程度というところ。
ロードバイク初めて乗ったとき、車道をあの前傾姿勢で長距離走るのって怖いじゃないですか。
でも彩湖までは車載で来れるし、万が一トラブっても車まで戻れちゃうので安心です。
かくいう私も、慣れるまでは車載で来て乗っていました。
彩湖サイクリングマップ
ここからは周回コース以外のサイクリングマップを紹介しましょう。
サイクリングというより、彩湖周辺ゆるポタ散策といったところですね。
ヤクルト球場から彩湖公園
彩湖・道満グリーンパーク南駐車場からヤクルト戸田球場前を通り荒川彩湖公園までは舗装路が続いています。
グリーンパークは車も通るし人も多いのですが、中央駐車場を過ぎて土手上に出ると長い直線になります。
ただ、すぐ土手下が住宅地なので散歩の人が多くロードバイクの練習には向かない感じです。
荒川彩湖公園を過ぎて進むと武蔵野線に突き当り行き止まりとなります。
公園に降りて右手奥に行けば彩湖周回コースに合流できます。
さきたま大橋~荒サイへのルート
彩湖を起点に荒川サイクリングロード下流方面に行くのは、荒川彩湖公園から秋ヶ瀬橋を渡って右岸側に抜けるパターンが多いと思います。
左岸側でキッチンとれたて方面に行くルートがイマイチ判りにくいので紹介しておきますね。
彩湖周回左回りで管理橋を渡ったら突き当りを右、そのままどんどん進んでいきます。
すると写真のようなゲートが現れます。
見えているのがさきたま大橋。
ゲートの脇を通り、さきたま大橋の下をくぐって左に曲がりながら坂道を登っていくと、登りきる手前・右手に荒サイの入り口があります。
写真左側の車道を左後ろにUターンするように行けば、道満グリーンパーク・ヤクルト戸田球場です。
彩湖サイクリングの注意点
ロードバイクの練習にもバッチリの彩湖ですが、自転車専用道路ではありません。
あくまでも歩行者優先です。
ロードバイク目線だと20㎞/hで1mほど開けていれば、それほどギリギリを通っている感覚はないんですよね。
でも歩行者目線だと、後ろから来られるとかなりビックリします。
自分は、はじめはマラソン練習で彩湖を走っていてロードバイクも乗り始めたのですが、ロードバイク側と歩行者側からの目線はかなり違うと感じています。
今では「スピード出しすぎ注意」のパイロンがコース上そこここに置かれちゃってますよね。
歩行者から、あぶない自転車が多いと管理事務所にクレームが入っているのだと思います。
もしこれで接触事故でも起これば、ロードバイク乗り入れ禁止などにもなり兼ねません。
歩行者がいるときはくれぐれもスピードに注意して走りたいものです。
そうそう、マラソン練習しているときに後ろから「こんにちは~」「自転車通りま~す」などと声をかけてくれるロードバイクもかなりいました。
それだけですごく印象がよくなるのではないかと思います。
もちろん、歩行者がいれば速度を落とすのが基本ですけどね。
近くのロードバイクショップ
車載で来ていれば機材トラブルが起きても駐車場まで戻ればいいだけですが、自走できているときにトラブルと大変です。
ロードバイク乗り初めて知ったのですが、普通の自転車屋さんではロードバイクのトラブルに対処できないんですよね(^^;
なので彩湖の近くのロードバイクショップを紹介しておきます。
私もたまたま見つけただけなんですが、あると判っていればいざという時に安心だと思います。
【まとめ】ロードバイク初心者におススメ彩湖サイクリングコース
彩湖サイクリングコースは、都内からもアクセス良いしロードバイク乗りはじめの練習にはバッチリの場所だと思います。
ロードバイクに慣れてきたら、彩湖を起点に荒サイから榎本牧場行ってみたり、往復100㎞に挑戦したり、車道通らずにどんどん距離を延ばすのもカンタン。
ぜひ彩湖サイクリング楽しんでみてください。