ロードバイク初心者の私には十分楽しめたandesignDRC2300。
ついに廃車することになりました。
下総エンデューロ1週間前にDRCが突然のトラブル。
修理も考えたのですが総合的に考えて廃車することにしたので、その経緯など。
ロードバイク初心者の方の参考になればウレシイです。
ハンドル角度がおかしい!?
いつもの早朝・彩湖周回でしごかれた後のcafeタイム。
「あれ!?」
ハンドル角度が明らかにおかしい。
今日の練習後半でも、なんかハンドル位置が下すぎる感じがしたのだが、こうやって見ると明らかにハンドルが下がり過ぎている。
でも、ステム・ハンドルホルダー部分はグイグイ動かしてもしっかり固定されているんだよねえ~
コーヒー飲んだらステム緩めて様子を見てみよう。
ステムのボルトがぽっきり
一度緩めて締めなおしてみようかな……?
と思いつつステムのハンドルホルダー部分のボルトを緩めようとちょいと力を入れたら、あの何とも言えぬ感触が……
「まじかあ~!?」
あっさりと折れちまった。
走ってる時じゃなくて良かった~
しかも、今日はたまたま車載で来たので無事に帰れるわ。
逆タップかヘリサートか?
さて、ステム基部の方に折れたボルトが残っている状態。
ラスペネ噴いてしばらく置いてみたが、さすがにドライバーやケガキ針でこじる程度では動かない。
逆タップが一番手っ取り早いんだけどなあ。
工具箱ひっくり返してみたが、メカニック時代に使っていたヘリサートも逆タップも、ぜんぶ後輩か仲間にあげちゃったみたいで手元にはなんもない。
ボルトはM6だからドリルでもんでM8で新たにネジ立てるという作戦もあるなあ。
でも薄くなるから強度的にちょいと不安。
昔の仲間が店に持って来れば逆タップやるよ~と言ってくれたので最悪それだなあ。
などと思いつつ、車体全体を改めてチェック。
廃車決意
もともと、甥っ子が7年前に購入して通勤車に使っていた自転車。
とうぜん雨の日も走っているが特別な整備はしていない。
それを息子が4年前に貰い本格的にロードバイクに乗るきっかけに。
息子さんが2018年末にGIANT-TCR-SLR2購入。
2019年春「余ってるし乗ってみれば?」という息子さんの言葉でアラ60の私が初めてロードバイクにチャレンジしたのがこのDRCという自転車。
きちんと整備し始めたのは、おそらくそれからなんだよね。
へたっていたチェーンリング交換したり、リヤスプロケット34T入れるのにクラリスに換装したり、元のホイールのスポークが折れたのでRS10にしてみたり、いろいろやったなあ。
そもそも、こんなところのM6というそこそこ太いボルトがあっさり折れるなんて、他の部分もかなりきているのでは?
- ステムB/Gはガタガタ。
- ステムのスレッドが固着してて外せない。
- クランクもガタが出ているし固着してそう。
- ブレーキホルダーのボルトも怪しいのでは?
ボルトだけ交換しても、ちょっと危ないのではないか?と判断。
自分が乗り始めてから15000㎞も走ってくれたし、そろそろゆっくり休んでもらってもいいかなと、廃車とすることに決めました。
折れた原因は電位差腐食?
- ステムはアルミ。
- ボルトはクロムメッキ鋼。
電位差腐食もありそうですが、この組み合わせの電位差腐食はアルミ側が白く腐食するパターンが多いんじゃなかったっけ。
ボルトの頭も結構赤さび出てるし、経年劣化と防錆整備不足ということになりそうです。
雨は酸性に傾いているので雨走行後に放置すると腐食はしやすいし、電位差腐食も進みやすいですしね。
次に自転車買ったときは、その辺も踏まえて整備に注意していかなくちゃと思う今日この頃。
【まとめ】ロードバイクメンテナンス・DRC廃車決定
息子がTCR買って乗らなくなってからというもの、初心者の私でも十分楽しめる自転車でした。
- 定峰峠も白石峠も自走で何回も行けました。
- 荒サイで森林公園や新砂・葛西など往復100㎞ライドは普通に何回も行けた。
- 荒サイ~利根サイ200㎞もやったねえ。
- 赤城山も登ったっけ。
- 筑波8耐や下総エンデューロ、袖ケ浦マラソンも出たねえ。
ロードバイク初心者がバーテープ巻いてみたりリアディレーラーやチェーン交換やってみたりするのにもちょうど良かった。
この自転車で散々走ってるから、いい自転車試乗すると違いがすっごく判った気もします。
さて、1週間後の下総エンデューロは息子さんの友達が貸してくれたKOGAでチャレンジすることに決定です。
はたしてどうなることやら。