ロードバイク乗っていると、アクションカメラ付けたいなって思うことありますよね。
でも、定番のGoProは非常に高価。
「アクションカメラ初めてなんだけど、試してみたい」レベルのロードバイク&アクションカメラ初心者はハードル高すぎ!
そこで、激安中華アクションカメラの中でも定番・まあまあ評価のいいapemanを購入。
試し撮りしてみました。
apeman付属品
付属品の多さは中華アクションカメラの特徴ですね。
ただ、何にどう使うのか?は自力解決するしかありません。
まるでパズルのようで楽しいといえば楽しいのですが(^^;
カメラマウントはサイコンLezyneだとムズカシイ
中華アクションカメラに付属の部品はGoProに準拠しているので、GoProが着けられるサイコンマウントならそのまま使えることが多いですね。
また、サイコンがGarminなら全く問題なく使えます。
なんですが、私のサイコンはLezyneなのでサイコンマウント部分が違います。
さらに、写真のようにGoProをぶら下げられるタイプの激安サイコンマウントは基本Garmin用でLezyneはありません。
レックマウントならLezyneのサイコン+アクションカメラのマウントがあるのですが、¥6,000と、試すにはちょいお高い。
そこでレックマウントから出ているLezyne用のアダプターを買ってみたのですが……
中華マウントとはネジ径もネジ穴間隔も違うので付きませんでした。
GarminやBritonなら、互換性のある安いマウントはいくらでもあるのですがLezyneだけは純正かレックマウントしかない!
Lezyneサイコンはコスパいいけどイマイチ人気がないのは、拡張性のない点が問題なのかなと感じました。
付属のハンドルクランプは23mmギリ
サイコンのマウントに付けられない場合は、ハンドルクランプで取り付けるようになりますね。
付属品のクランプは取り付け部分の径が細くて、ロードバイクのハンドル径には付けられませんでした。
クランプ部分の径は22mmくらい。
思い切り力入れてゴムクッション縮めても22mmあるかないか。
ロードバイクのハンドルにはちょっと足りないですね。
そこでAmazonでノーブランド格安ハンドルクランプ購入。
写真は送られてきたそのもの。
取説も会社名も、なにも入っていません(^^;
でも、取り付けはバッチリできました。
カメラの角度が自由に変えられるのは、けっこう便利です。
外部マイクが使えない
ちなみにaspeman-A79は外部マイク端子があって、付属品にもマイクがありますが本体に接続しても外部マイクには切り替わりませんでした。
これ、個体差がかなりあるようで使えてるという人もいますが、半分くらいは使えてなさそうです。
さすが激安中華製。
ちなみにメールで問い合わせて3日たっていますが、まだ返信は来ていません。
追記:外部マイクが使えない件に関してメールの返事がきました。
親愛なる消費者良い一日。エイプマンのヤニスです。時差があり、返信が遅れて申し訳ありません。また、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、最善を尽くして解決させていただきます。これがカメラの仕組みです。外部マイクが接続されている場合、内部マイクも機能します。しかし、私たちはそれをテストしました、そしてそれはあまり違いがありません。それを気にするなら、あなたは単に内部マイクを使うことができます。申し訳ありませんが、今後も改善を続けていきます。
これは不具合ではなく仕様だと。
じゃあ外部マイク端子の意味も付属のマイクの意味もないじゃん(*_*)
「A79では外部マイク使える使えないは個体差がある」というのはブログや動画でも多数あ見つかります。
A80では外部マイク端子がなくなったのは、そのせいなんじゃないかと思います。
結局のところ、激安中華アクションカメラに関しては、最低限の動画が撮れればOKというレベルで考えた方が良さそうです。
じっさいに試してみた感想
解像度4K、2.7Kでの撮影
4K、2.7Kでは30fとなります。
画面中央部分の動きが少ないところは悪くないのですが、速く大きな動きに画面が付いてこれない感じで、全体的に歪みます。
手振れ補正入れても、補正の速度が付いてこれず画面全体がゆがむ感じで酔いそうなかんじになります。
1080-30fがベスト
1080では30fと60fが選べます。
画質的には1080でも十分ですね。
30fだと動きいている部分にノイズ感がありますが、2.7Kとくらべてそこまで低画質感は感じません。
60fではさほど画質が良くなった感はないけどファイルサイズが大きく、バッテリーの持ちもイマイチ。
イチバンおすすめは1080で30f手振れ補正ナシです。
手振れ補正は入れても大きく速い動きでは効果なく逆に画面全体がユラユラと歪む感じで見にくい。
この値段で高解像度・高画質で速い動きがきれいに撮れる性能はのぞんでもムリでしょう。
撮影時間とバッテリー持ち
気になる撮影時間とバッテリーの持ち時間ですね。
Apeman本体設定と使用カードは以下になります。
- SDカード64GB
- 付属バッテリー(1050mAh)
- 1080・30f
- 手振れ補正ナシ
- 音声録音アリ
- 外部マイクなし
- ほかは出荷時のまま
この環境で電源を入れたのが上の写真です。
64GBだと6時間近く撮影できるようですが、付属バッテリー満タンからどのくらい撮影できるのか試してみましょう。
Apemanで連続撮影した時には、15分毎・約2.5GBにファイルが区切られていきます。
付属バッテリー1個での撮影時間は2時間となりました。
SDカード容量的にはまだ余裕があるので、バッテリー交換すれば4時間とか行けそうです。
ただ、自転車に取り付けての撮影では、振動のせいかたまに撮影が途切れているときがあるんですよね。
日付と時間は毎回リセットされちゃう
Apemanでは日時のメモリー機能がありません。
バッテリーを入れ替えると日時は「2020/01/01 0:22」にリセットされてしまいます。
日時を合わせても、撮影途中でバッテリーを入れ替えると日付はリセットされてしまうので要注意です。
始めのころは撮影前に日時を合わせていたのですが、その日のうちに編集ソフトに取り込んじゃうので、今は気にせずリセットされたままの日付で撮影しちゃっています。
【まとめ】apeman・初めてのアクションカムにはアリ
はじめて試すにはGoProはやはり高すぎる。
画質、手振れ補正のすごさなど高性能なのは重々承知ですが、そこまでの高性能は求めていない。
まずはアクションカメラで自分が何ができるか試してみたいな。
実際にやってみないと、どう使いたくなるかイメージできないな。
そんなロードバイク乗りには、apemanでも十分かと思います。
ただ、外部マイクが使えないのはイタイなあ~
※apemanはすでに販売していないようなので、似たような激安中華アクションカメラを紹介しておきます。
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