TrekEmondaSL5のチェンリングとクランク交換をやってみました。
息子さんが2024にE1昇格目指してE2で戦うマシンがついにSpecialized Tarmac SL7になったので、これまでE3で使っていたエモンダ君が私の愛車に。
それにともないクランクをUltegraからノーマルの105に、チェーンリングを52-36から50-34と貧脚おやじ仕様に変更です。
チェーンリングを貧脚仕様に
現在エモンダについているクランクはシマノ・アルテグラに52-36のチェンリングが付いています。
少し乗ってみたのですが、今まで使っていた50-34と比べるとギヤ1~1.5は重たい感じになります。
それに、現在のリヤスプロケが11-30なんですね。
Sprint君でもコンパクトクランク+リヤスプロケ11-32でひぃ~ひぃ~言ってたのですからチェーンリング52-36でリヤ11-30なんて絶対ムリ。
私のような貧脚オヤジなど、アウター52でトップなんて絶対使わないのでコンパクトで十分です。
手元にシマノ105チェンリング50Tがあるのですが、Ultegraと互換性は無いようなのでクランクも105にします。
新車時に装着されているのは105だったので元に戻す感じなのですが、サイズ54のエモンダではクランク長が172.5なんですね。
これまで170のクランクしか乗ったことが無いのですが、まあゆるぽたオヤジにはあまり影響はないかなと。
私のような年寄りにはケイデンス高めの巡行よりちょい低めの方が楽チンなので、ぎゃくにイイかもしれません。
今回使うクランクは105-R7000シリーズとなりますのでR7000用のアウター50T、インナー34Tにします。
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チェーンリング交換工具
車体からクランクを外す際には、左クランクアームのキャップボルトを外すための工具が必要です。
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そしてチェンリングにはトルクスボルトM8-8.5が使われているので交換にはトルクスレンチが必要です。
トルクスボルトの正式名称はヘクサロビュラー・インターナルなんですが、これが開発したテキストロン・カムカー社の登録商標ということで、ヘックスローブとかヘクスローブと呼ばれています。
シマノのマニュアルではヘクサロビュラと表記されていますね。
日本では一般的にトルクスと呼ばれています。
自分の全日本レースメカニック時代もトルクスで通じていました。
ヨーロッパではなんて言ってたかな……忘れちゃった。
サイズによっては普通の六角レンチも入ってしまうので、ムリに回そうとして舐めてしまうこともあるので要注意です。
チェーンリングに使われているトルクスボルトはT30というサイズになります。
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SHIMANOクランク交換注意点
私が実際にやってみた感じでは、クランク交換もチェーンリング交換もさほど難しいところはなさそうです。
実際にやってみたのとマニュアルを見て感じた注意点としては以下の3点くらいでしょうか。
- クランク外す前にペダルを外す。
- 左クランクアームのはずれ止めプレートと向き。
- 左クランクアームが取りつくスプラインにグリスを塗布する。
- 左クランクアームのキャップのネジ部にグリスを塗布する。
とくに左クランクアームのはずれ止めプレートに要注意です。
プレートをずらさないと左アームは抜けないし、入れるときもプレートが定位置に入ってしまうとアームは入りません。
また、向きにも注意ですね。
逆向きでも入ってしまいます。
塗布するグリスはマニュアル通り、シマノプレミアムグリスがいいでしょう。
【まとめ】チェーンリングとクランク交換はカンタン
今回やってみたのは、
- チェーンリング交換
- クランク交換
いずれも工具さえあれば、さほど難しい作業はありませんでした。
交換作業よりも、リングギヤ径とクランクが変わったことによるFD(フロント・ディレーラー)調整の方が面倒な気がします。
必要な工具
- ペダル:8㎜六角レンチまたは15㎜スパナ(ペダルレンチ)
- 左クランクアーム:5㎜六角レンチ、TL-FC16(クランクアームキャップ用)
- チェーンリング:トルクスレンチT30
- グリス:シマノプレミアムグリス