埼玉川越史跡に陶製手榴弾工場と手榴弾廃棄跡地があるって知ってますか?
しかも、今でも手榴弾の欠片がいっぱい転がっているんです!
そこで今回は、さいたまの隠れ名所・史跡でもある川越・びん沼にある「浅野カーリット」陶製手榴弾工場廃棄跡地に行ってみましょう。
まだまだ太平洋戦争の跡って残っているんですね。
荒サイで手榴弾が拾えるってホント?
本当です!!
太平洋戦争末期に製造された日本軍の四式陶製手榴弾。
その製造をしていた浅野カーリットの工場と廃棄跡地が埼玉県川越市のびん沼川の河原にあるんです。
「陶製手榴弾」で検索するとヤフオクなどで現物の姿が見られます。
現在は完全な形の物やキレイな欠片などはほぼ拾われたりして、本当に欠片しかないようですが「信楽焼」とかさまざまな陶製手榴弾の欠片はコレクターズアイテムになっているようです。
まあ、ヤフオクの値段を見ると完全な形でも高くて数千円なので価値はたいしてないみたいですね。
ちなみに浅野カーリットはカーリットホールディングスとして現在も爆薬関係の特許を持つ化学企業として躍進しているようです。
陶製手榴弾工場・廃棄跡地の場所
荒サイ・サイクリストなら誰でも知っている治水橋。
その右岸側からすぐ横の「びん沼川河原」に陶製手榴弾廃棄場所があります。
ただ、行き方も判りにくいし場所も判りにくいんですよね。
びん沼手榴弾廃棄河原へ一番カンタンなルート
場所も行き方も判りにくい、川越・びん沼陶製手榴弾工場廃棄跡地ですが、荒サイから治水橋を目印にするのが一番カンタンでシンプルなルートになります。
びん沼公園vsびん沼自然公園
浅野カーリット陶製手榴弾廃棄跡への目印として「びん沼公園」があります。
ところが、ムッチャ似ている名前のもう一つ公園があるんです。
それが「びん沼自然公園」。
「びん沼公園」で検索して出てくるのは「びん沼自然公園」の場合が多いんですが、場所が全然違うので要注意です!
飯田新田歩道橋
治水橋にかかる県道56号・さいたまふじみ野所沢線。
大宮方面から来た場合は治水橋を渡って一つ目の信号、ふじみ野方面から来た場合は治水橋手前、「飯田新田歩道橋」で脇道に入ります。
道なりに進んで突き当りを左。
びん沼川を渡ります。
狭い&路肩落ちてる!!
びん沼川を渡る道、ここが狭いし路肩が落ちています。
そこそこ交通量もあるのでロードバイクで通る場合は要注意ですね。
川越東高校第3グランド
次の目印は「川越東高校第3グランド」。
この脇の道を入っていきます。
ただ、この先の道で右(びん沼川方面)に入ってもOK。
同じ道に合流します。
川越東高校ラグビーグランド
次の目印は川越東高校ラグビーグランド。
ここが見えてきたら右折です。
右折するとちょっとだけ未舗装路になりますが、すぐに舗装路になるのでロードバイクでも問題なく通れます。
この部分はルートマップを参考にすると判りやすいと思います。
浅野カーリット陶製手榴弾工場廃棄跡到着
突き当りが浅野カーリット陶製手榴弾工場廃棄跡地!
案内板も史跡である看板も何も無いので、知らなければ素通りしてしまうでしょうね。
川越東高校でも知らない生徒や先生の方が多いのではないでしょうか。
陶製手榴弾廃棄跡地に行ってみたんだけど……
なんと!!
びん沼川が増水していて川原は完全に水の下。
本来なら、この足元に陶製手榴弾の欠片が広がっているはずなんですが……。
とはいうものの、コレ、川原が見えていても降りるところがなさそうです。
しばらく川沿いに進んでみたんですが、草ぼうぼうで川原に入れる道はありませんでした。
写真の土手から降りるしかないのですが、草が生い茂る夏場は無理ぽい。
これは水が減って草もなくなる晩秋~冬に来るのが良さそうです。
【まとめ】荒サイ・びん沼陶製手榴弾工場跡地
荒サイ・川越びん沼の川原にある陶製手榴弾工場・廃棄跡地の場所と行き方を紹介してみました。
荒サイやヒルクライムでガンガントレーニングもいいですが、さいたま名所・史跡巡りも楽しいですね。
とくにロードバイクだと、車では入れない場所や見過ぎしちゃう名所史跡も、徒歩では駅から遠すぎるような名所史跡も行けちゃいます。
これからもロードバイクゆるポタで行ける史跡や名所巡りに挑戦していきます。
あなたがおススメのスポットなどありましたら是非コメントしていただければ嬉しいです。