ロードバイクの超おススメチェーンオイル・エクスルブのインプレです。
数あるチェーンオイルの中でどれを選ぶか?
ロードバイク初心者ならずとも迷うところ。
チェーンオイルって性能はもちろんですが、コスパやメンテナンス性も気になるところ。
そこで今回は、最近知ったエクスルブを試してみることにしました。
結論からいうと、貧脚初心者でも違いが判るしメンテナンス性もムッチャイイ感じです。
エクスルブ:EXLUBのワケ
ロードバイクのチェーンオイルには定番のフィニッシュラインやWAKOSにMucOff、セラミックスピードも出してるしKUREもあります。
でもなんでエクスルブ試そうと思ったか?
理由は2つあります。
とにかく評判がイイ!
エクスルブ:EXLUBはとにかく評判がいいですよね。
息子さんの知り合いも、シクロとロードの両方でエクスルブ使っているのですが、そのインプレがむっちゃ高評価。
「マウンテンやシクロのような高強度でガンガン踏む連続でも、ヒルクライムのように淡々と回していくシーンでも回りが良くなるのが判る!」
なんて聞けば試したくなりますよね。
メンテナンスが楽っぽい
さらに驚いたのが知り合いのシクロレース走行後のチェーン!
なんと、まったく汚れていない!
その状態がずっと維持できるし黒汚れがにじみ出てきたら拭き取ってしまってOKとな!?
それでも潤滑性能は変わらないとのこと。
これは試すっきゃないでしょう。
エクスルブっていくらするの?
- 20ml(点眼ノズル):800円(税別)
- 50ml(点眼ノズル):1600円(税別)
- 60ml(専用スティックで塗布):2300円(税別)
- 180ml(スプレータイプ):2500円(税別)
50mlの値段でいうと、ワコーズエクストリームとほぼ同じですね。
ちょっとお高めのイメージですが、じつはエクスルブは一度きちんと施工すると後々が楽チンになるオイルみたいです。
今まで使ったチェーンオイル
これまで使ったことのあるチェーンオイルと寸評です。
ワコーズチェーンルブ
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ロードバイク初心者には定番のチェーンオイルですね。
チェーンをクリーナーできれいに仕上げて使えば十分な性能を発揮してくれます。
個人的にはスプレータイプは噴霧時に飛散するし、リムなどにも付きやすいのであまり好きでないです。
ママチャリとか通勤通学用の自転車に使うのには十分すぎる性能と思います。
ロードバイクでも、最初のころはこれで十分かなと思います。
ワコーズチェーンルブリキッド・エクストリーム
エクストリーム初めて使ったときは感動ものでした!
- シフトチェンジがスムースだ!?
- あれ!?登りが軽くなってね!?
- こぎ出しの感覚がスムーズなのが判る!
- などなど
当時はおんぼろルック車にクラリス換装して乗ってましたが、そんな自転車でも明らかに違いが出ました。
Amazonや楽天では売ってないみたいですね。
自分はワイズロードで買ってます。
AZ BIc-004
エクストリームの次、最近まで使っていたのがコレ。
息子さんのTREK Emodnaも使用していました。
シフトの感じもペダリングも十分イイ感じです。
とはいうものの、エクストリームのような感動はありませんでした。
まあ、値段が2倍以上違うのでしょうがないかなと。
ちょっと気になるのが、飛散しやすいのと汚れやすい点でしょうか。
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エクスルブはどこで買える?
チェーンオイル・エクスルブはAmazonでは売ってません。
エクスルブの販売元であるアイリスから通販か、取扱ショップでの購入となります。
私は荒サイ・赤羽岩淵水門からすぐのR-Factoryさんで在庫を確認して購入しました。
取扱ショップ一覧はアイリスのサイトにあります。
エクスルブの施工・チェーンオイル定番でOK
エクスルブのチェーンへの塗布は、ほかの高性能チェーンオイルと同じです。
基本的な手順をおさらいしておきましょう。
チェーンクリーナーをしっかりと
チェーンオイル施工の基本は徹底的なチェーンクリーナーから。
とくに高性能オイルを使うならチェーンは完璧にキレイにするのがおススメです。
今回はチェーンディグリーザーで、黒い汚れが出なくなるまで3回洗浄。
その後、速乾性のスプレー式パーツクリーナーでさらに内部の汚れを吹き出し、キッチリ吹き上げてから塗布しました。
固め・だが入っていく
エクスルブ初めて使うと、「回りが良くなる」と言われている割に「固め」だと感じると思います。
なんかこう、もっとサラッとしているチェーンオイルのイメージでした。
WAKOSのエクストリームはサラサラでしたしね。
実際にチェーンの一コマずつ塗布していこうとすると意外に固めなんですよね。
ところが!
すぐにチェーンのコマにするりと馴染んでいきます。
一コマ一滴との説明でしたが、完全に洗いきっているので2周塗布しました。
軽く走る・圧をかけるのがおススメ
塗布後は数百メートルでいいから負荷をかけて馴染ませるのが良いそうです。
ただ、R-Factoryさん的にはそれほどこだわらなくても大丈夫とのことでした。
今回は多めに塗ったので軽くローラーして馴染ませてみました。
塗布後は拭き取る!
余分なオイルは軽く拭き取るのはチェーンオイルの基本ですね。
でないとリムに飛び散っちゃいますし、プーリーなどにこびり付く汚れの原因にもなります。
エクスルブも拭き取るんですが「しっかり」拭き取っちゃってOKとのこと。
なんでも「圧」をかけることで被膜が出来るので、チェーンオイルそのもので湿っていなくても大丈夫なんだとか。
今までのチェーンオイルの概念と違うんですね。
エクスルブ インプレ
エクスルブ塗布後、いつもの彩湖と物見山に行ってみました。
果たしてチェーンオイルの違いは判るのでしょうか?
私のような貧脚初心者でもエクスルブ塗布後の違いをはっきりと実感できたのには驚きでした!
- ゼロスタート:軽いというよりスムーズになったのが判る。しっとり加速する感じ。
- 走り出してからの踏み込み:あきらかにスムーズ。これも軽いというよりスムーズって感じ。
- 登り:くるくる回りやすい感じがアップした。きれいに回せればさらに効率よくなる実感が出る。
- シフトチェンジ:これもしっとり感が出たのとスムーズになったのが判る。変速時の音も固い金属音ではなくなった感じ。
- サラッとした軽さではなく、しっとりとした滑らかさがアップしている感じ。
貧脚初心者でも、ざっとこのくらいの体感がありました。
筑波8耐でも十分にその性能を発揮してくれた感じです。
エクスルブ走行後もビックリ!
彩湖・物見山そして筑波8耐でエクスルブ効果は体感できたのですが、さらなる驚きが!
画像は筑波8耐後のチェーンとスプロケットの状態です。
全然汚れてない!!
サーキットというきれいな路面であること、走行距離も70㎞超ということもあると思います。
でも、それにしてもムッチャきれいなまんまだと思いませんか!?
8耐後、2日間連続で回復走がてら彩湖や街中を走行後に、すこ~し黒い汚れが出てきましたが、ウェスで軽く拭いたら再びピカピカに!
汚れを拭き取ってもエクスルブの被膜は残るので潤滑に問題はないんですね。
これが、オイル自体で潤滑するのではなく加圧によって被膜を形成するというエクスルブ効果。
チェーン掃除が楽なのにムッチャ回るのって、よくないですか(^^)v
【まとめ】エクスルブ インプレ
ロードバイクチェーンオイル・エクスルブ。
一部では大好評ですが、まだまだ知らないサイクリストの方が多いと思います。
でも、初心者でも違いが判るチェーンオイルになっています。
これほど明確に違いを感じたのはワコーズのエクストリームだけ。
しかも、走行後の汚れ拭き取りOKで継ぎ足し給油もOKなどの手間を考えたらエクストリームよりコスパ良さそうです。
ぜひ試してみて、あなたのインプレも教えてください!