息子さんのTarmacのタイヤPowerCupが交換時期に。
タイヤ性能やフィーリングは私も息子もPowerCupがイチオシタイヤ。
とはいうものの、そろそろロードレースではチューブレスのメリットが大きそう。
ちゅうわけで、息子さんのTarmacSL7EXPをチューブレスタイヤにしてみましょう。
チューブレス化するホイール

息子さんのTarmacSL7EXPERTについてきたRoval。
カタログスペックではRoval C38, 21mm internal width carbon rimとなっています。
チューブレスタイヤ

私も息子さんもMichelin Power Cupの伸びやコーナーリングがお気に入りなんですが、チューブレスの評価がイマイチ判らない。
はじめてのチューブレスタイヤということで、みんな大好き高評価のGP5000チューブレスをチョイス。
クリンチャー+TPUチューブなども考えたのですが、価格は変わらないし手間も変わらない。
それよりも同じサイズならエアボリューム増加や圧が下げられるメリットが大きいということでチューブレスとなりました。
チューブレス化の工具類

今回用意した工具類は以下の通り。
- タイヤレバー
- シーラント
- ビードワックス
タイヤレバー
お手頃価格で使いやすい。
今回もこれで十分でした。
シーラント
シーラントもいろいろありますが、レース関係でも評価が高いMUC-offにしてみました。
MUC-off製品はちょいお高いけど使い勝手が良いものが多いんですよね。
最近はチェーンオイルもMUC-offになってます。
ビードワックス
洗剤でもイイんですが作業効率やビード上げを少しでも楽にしたいので用意。
バイクや車用のでかいのは昔使ってたけど、こんな小さいビードワックスあるの知らなかった。
チューブレスタイヤ装着

チューブレスタイヤ組むのは超久々。
80年代にはスリックタイヤもチューブレスだったので、タイヤサービスやってないときは自分でやったのを思い出します。
バルブとW/Lの間のパッキンには向きがあるので要注意。
あと、バルブとW/Lの接触面にはシーラントをちょいと塗っておくと良さそうです。
GP5000TLはもっと固くてW/L組み込み苦労するかと思ったけど、予想外にすんなり。
最後にタイヤレバーちょっと使うだけで組み込めました。
以前はTL固い~!って話をよく聞きましたが、最新のW/LやタイヤはTLが普通になって進化しているのかもしれませんね。
ビード上げのコツ

ビードワックス
バイクや車のチューブレスタイヤには当たり前のビードワックス。
これだけでビード上げは全然楽チンになります。
シーラントの効果が阻害されるのでは?という話もあるようですが、実際に使ってNGだったという情報は見当たらなかった。
シーラントも1カ月くらいで継ぎ足しするみたいだし影響はないでしょう。
バルブが邪魔でエア漏れしちゃう

タイヤ自体はすんなり組めたのですが、予想通りビード上げに苦労しました。
でもビード上げというよりバルブ部分のエア漏れで苦労したって感じです。
バルブが邪魔でビードがリムに密着してくれないんですよね。
だから、いくらタイヤを押しながらエア入れても隙間からエア漏れしてしまう。
息子さんが調べたら妙案がありました。
- バルブナットを緩めてバルブをいったん押し込みます。
- タイヤビードの間から中に押し込んじゃう感じです。
- そこからナットを絞めていくとバルブとリムの間にビードがはまります。
- 今回はナット側にもOリングもかませました。
- 普通にフロアポンプでビード上げができました。
GP5000チューブレスタイヤでは、バルブ脇のエア漏れさえなければビード上げは楽勝でした。
シーラント

シーラント入れるのにシリンジとかいるのかな?と思っていたのですが……
MUC-offのシーラントは、バルブコア外してバルブとシーラントの口合わせたらW/L回して逆さ状態にして入れるだけ。
他のメーカーも似たようなものなのかな?
シーラント用のツールを用意しなくていいのは楽ですね。
【まとめ】ロードバイク・チューブレス化はカンタン
GP5000チューブレス、思ったほど苦労しないで組めちゃいました。
バルブ脇のエア漏れ解決法が判った2本目は、クリンチャータイヤ交換と変わらない時間で終了。
タイヤもホイールもチューブレス化に向かって進化しているみたいですね。
先日B/G交換したレーゼロもテープ換えればTLRになるのかな?