今どきはロードバイクタイヤのチューブレス化が進んでいますね。
とくにレースではTLのメリットが大きい。
かるがも息子のTarmacSL7EXPもGP5000TLにしてレースでも好調でしたが先日パンク!
応急処置したけどまだまだ使えるので交換はもったいない。
ちゅうわけでチューブレスタイヤの完璧パンク修理を目指してやってみました。
結論としてタイヤ寿命まで使えそうです。
チューブレスタイヤパンク応急処置
チューブレスタイヤは基本的にパンクしにくい構造。
でも数gの重量増を嫌うロードバイクでは車やバイクほどではないかなという印象があります。
ロードバイク乗りなら誰でも知っているTLタイヤのパンク応急修理は3つありますね。
シーラント
基本的にシーラントをきちんと入れておけばTLタイヤはパンクしないというか速攻で穴が塞がるはず。
ただ穴が大きいと塞ぎきれないしサイドに穴が開いたときも効果はイマイチな気がします。
あくまでも応急処置と思います。
クイックショット
クリンチャーでも使える瞬間パンク修理。
1㎜以下の穴に有効とのことなのでシーラントが効いていれば不要かな。
プラグ
バイクや車でもおなじみの方法。
外側からプラグを突っ込むタイプ。
ロードバイクではエア圧が高いのでトレッド面ギリギリでカットすると抜けるという話もあるようです。
あと使用器材によってはリムに傷が入っちゃうかも。
チューブ
シーラントが効果がない大きさの穴が開いた場合はチューブを入れるという方法もあるようです。
チューブレスにチューブを入れれば確かに走れるようにはなりそうです。
ただビードが上がり切らないこともあるようです。
ビードが上がり切らないと横方向のGをかけるのは超危険なのであくまでも応急処置となりそうです。
パンクの原因はシーラント不足か?

今回のパンクは合宿中ということでプラグで応急処置。
穴の径的にはシーラントで塞がりそうな?
パンクした瞬間はパーンと音がしたようですがシーラント吹き出さなかったみたいだしシーラント不足していたのではないか?という感じです。
毎日トレーニングで乗っているので減りが早いのかもしれません。
チューブレスはシーラント剥がしが一番大変!

今回のパンク修理、なにが大変だったか?って乾いたシーラント剥がしが一番大変でした。
とくにリムのフックの溝で固まっているシーラントがなかなか剥がせない。
キレイに剥がさないとエア漏れの原因になるから手は抜けないし。
金属スクレッパーでやるわけにもいかずプラスチックのへらでやっていたのですが、最終的には自分の爪が一番。
今後チューブレスタイヤメインで使うならシーラント剥がしツールは必須かもしれません。
シーラント剥がしツール
たぶん一番カンタンで楽なのがコレでしょう。
アルミリムならブレーキクリーナーもアリかなと思いますがカーボンリムには使いたくないですからね。
野澤さんがYouTubeで紹介していたシーラント剥がしツール。
先端加工して使うとバッチリなようです。
リムテープも交換

リムテープの終端が浮いてきていたのでリムテープも交換です。
TarmacSL7EXP完成車のW/LはRoval C38 21mm internal width carbon rim。
リム打ち幅21㎜だとリムテープは25㎜になると思いますが、もともとついているリムテープを測ったところ25㎜。
リムテープ1周しか巻かれてなかったけどチューブレスリムテープは2周巻きの方が無難かなと。
LZYNE TUBELESS PRO PLUGSで完全復活

パンクしたGP5000TLはまだまだ使えるので完全修理したいところ。
そこで見つけたのがレザインの内側から貼るタイプのプラグ。
これならプラグが飛び出すとか外れてしまう心配はありません。
施工もカンタンそうだしさっそく試してみました。
結論はバッチリ!
下りでスピードが乗るコーナーはまだ試していませんが荒サイトレーニングではバッチリとのこと。
【まとめ】チューブレスタイヤパンク修理で完全復活
チューブレスタイヤのパンク修理はクリンチャーのパンク修理と勝手が違いますね。
基本的にはシーラントをきちんと補充しておけば大丈夫なんでしょうが、シーラントが効かないパンクするとかなり面倒くさそう。
外から入れるプラグは遠乗りには必須な気がします。
おやじは当分クリンチャーかな~